2005年10月25日
茅場町 電燈発祥の地
いつも都内への出張時に泊まっている茅場町のホテルの前にこんな石碑がある。
1887年、火力発電によって電灯線による電力供給が初めて行われた「電燈供給発祥の地」の石碑である。
なるほど、このトレストインというビジネスホテルは、東京電力系の東電不動産の経営。もともとの遊休不動産をホテルに活用したというわけ。便利できれいなホテルなので、この夏のオープン以来、けっこうな頻度で泊まっているのだけれど、こんな石碑があることは気にも留めていなかった。
それを教えてくれたのは、テレビ東京系の「アドまちっく天国」って番組。思えばこの石碑は、エントランス脇にあって、出入りするたびに横切ったり、視界に入っていたはずなのに、まったく気付くことはなかった。東電としても、なんら告知するわけでもなく、ひっそりとモニュメントを設置しただけなので、知られていなくて当然。
これって、マーケティング的には非常に意味のあるケーススタディにならないか。
興味深い事実はそこある、なのに、リーチしていない。(まあ、この石碑は知らしめる必要が無かったのかもしれないが)
そこに対象があっても、意識しなければ、そのまま素通り。言い換えると、伝える仕組み、というか伝える手法をとらないと、想い(これをサービスと置き換えたいわけね・・・)は伝わらない、という事実である。別の観点から言うと、ちょっと視点を変えるだけで、見えていない事実が見えてくる、という事例でもある。
電燈発祥の地の一室にて、そんなことに考えをめぐらせている。
代表取締役 上田正巳 : 2005年10月25日 23:29
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