株式会社イー・カムトゥルー

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2005年10月31日

オフィスレイアウトの変更

先週末にイーカム本社のオフィススペースのレイアウト変更を行った。ISMSの認証取得に向けた環境整備の一環で行ったのだけど、大きな壁が取っ払われ、事務所は一枚の空間に様変わり。来客のみなさんは、基本的には来客スペースで対応し、作業スペースとは分離される格好になった。

これまでも来客者には、入退室の認証カードをぶら下げてもらうことになっているのだが、来客者の対応スペースが完全に分離されることになった。まあ、杓子定規といえばそうなのだが、セキュリティ上は致し方ない。

それにしても壁を取り払っただけなのだが(実効面積は変わっていない)景色は違う。ちょうどこの秋から、win-board.bizを中核としたサービス体制にシフトしていることを考えると、オフィス空間の変更は心機一転という意味では悪くない。一体感とかプロジェクトに対するグルーヴ感なんかが生まれてくるといい感じである。

投稿者 上田正巳 : 22:13 | トラックバック

2005年10月30日

GO GO 寿司岩 !

いきなりの固有名詞で申し訳ない。
けれども、先週もっとも嬉しかったのが、この寿司岩についての近況だったもので、ついついタランティーノしてしまった。

この会社はもともと80年を超える老舗。三越や高島屋なんかに店を構える名店である。現在は三代目の社長さんが継いでいるのだが、この西谷さんとはかれこれ4年の付き合いになる。
きっかけは、イーカムの営業なのであるが、この西谷さんは途方も無い重い十字架を背負っていた。この試練の詳細については、書籍も出ているのでそちらをご参照ください。

とにかく相当な血反吐を吐きながら、先代の負の遺産を解消してきたのである。最初の訪問以来、折に触れて築地にある本社にお邪魔させていただいてきた。時には一杯やったりしながら、西谷さんの奮闘ぶりを目の当たりにしてきた。あまりのストレスに倒れたりしながら、けしてファイティングポーズを崩さない。ただ、ただ、西谷さんの熱い思いに頭が下がるばかり、イーカム、というか私・上田としては、まったくお役に立てないまま時間が過ぎていった。

そしてこの秋、ついに寿司岩さんがついに戦闘モードに入った。西谷さんの奮闘の甲斐あって、諸々のハードルを乗り越えたのである。ようやく負の呪縛から解き放たれたのである。心から嬉しい。新しいお店で久しぶりに一緒につまんだ鮨の味はずっと忘れないだろう。あら汁(これが実にうまかった)の湯気で少しだけ目頭が潤んだのはご愛嬌である。

投稿者 上田正巳 : 20:36 | トラックバック

2005年10月25日

茅場町 電燈発祥の地

いつも都内への出張時に泊まっている茅場町のホテルの前にこんな石碑がある。

1887年、火力発電によって電灯線による電力供給が初めて行われた「電燈供給発祥の地」の石碑である。

なるほど、このトレストインというビジネスホテルは、東京電力系の東電不動産の経営。もともとの遊休不動産をホテルに活用したというわけ。便利できれいなホテルなので、この夏のオープン以来、けっこうな頻度で泊まっているのだけれど、こんな石碑があることは気にも留めていなかった。

それを教えてくれたのは、テレビ東京系の「アドまちっく天国」って番組。思えばこの石碑は、エントランス脇にあって、出入りするたびに横切ったり、視界に入っていたはずなのに、まったく気付くことはなかった。東電としても、なんら告知するわけでもなく、ひっそりとモニュメントを設置しただけなので、知られていなくて当然。

これって、マーケティング的には非常に意味のあるケーススタディにならないか。

興味深い事実はそこある、なのに、リーチしていない。(まあ、この石碑は知らしめる必要が無かったのかもしれないが)

そこに対象があっても、意識しなければ、そのまま素通り。言い換えると、伝える仕組み、というか伝える手法をとらないと、想い(これをサービスと置き換えたいわけね・・・)は伝わらない、という事実である。別の観点から言うと、ちょっと視点を変えるだけで、見えていない事実が見えてくる、という事例でもある。

電燈発祥の地の一室にて、そんなことに考えをめぐらせている。

投稿者 上田正巳 : 23:29 | トラックバック

2005年10月24日

老舗旅館に学ぶ


先日、札幌市内でもう数軒しか残っていない旅館というフィールドで奮戦する、札幌・中村屋旅館の女将さんとお話する機会があった。札幌市内というのは、全国でも有数のホテル激戦区。旧来の旅館はどんどん姿を消している。その中にあって、こちらの旅館では何を全面に押し出しているのか。どんなところが支持されているのかなど、非常に勉強になった。

そもそも客室のキャパシティがホテルとは比べ物にならないのだから、旅行会社などのエージェントに客室をブロックしてもらう戦略はとっていない。極力、自前のリピーターや、かつての旅館らしさを求める客層にターゲットを絞っている。また、このところは海外から利用者も増えている。いわゆるトラディショナルな日本を求めてWEBなどで捜し求めてくるのだ。

肩のこらない接客、気取らないサービス。諸々の事情から、この春急遽、経営のトップに立った女将さんは、あくまでも主婦の視点で旅館業の今を見つめている。「チェックインしたら部屋に閉じこもるというお客さんではなくて、何がしかのコミュニケーションを求める方が多い」。旅館本来のあり方そのものが商品性を持つというパラドックス。マスではなくニッチ、しかし、エッジが立っている。そんな商品政策である。

さて翻ってwin-board.biz。中小企業に使ってもらえるツールというのは、まぎれもなくニッチであろう。しかし、その中味はエッジが立っているだろうか。愚直なまでにひたむきなサービスたりえているだろうか。作り手、供給サイドである我々は、まだ見ぬ顧客の声を聞くための手配をしているだろうか。

投稿者 上田正巳 : 01:04 | トラックバック

2005年10月20日

意思疎通の宴を盛り上げるために

企業ポータル、情報共有のツールを売り物にしているわりに「それじゃ自分の会社はどうなの?」という率直な疑問がわいてくる。

つい先日も、イーカムの東京ブランチから、「札幌と情報の共有がなってません」と悲痛な叫び。お察しのとおり、灯台下暗し、まだまだなのである。伝える意図、業務領域、事業戦略、スタッフの想像力。これらをぐるっと鑑みて、どんな発信をしていくべきなのか。発信サイドからでは理解できない、受けてサイドの苛立ち。そんな諸々をどうやって企業ポータル、特にwin-board.bizに反映させていくのか。

意思疎通の宴を盛り上げていくためには、まずは足下の課題をひとつひとつこなしていく必用がある。これはシステム要件だけのお話ではなく、業務フローの問題でもある。


宴のような、ざっくばらんで活発なやりとりとは?

日々の業務の中で、自分の頭の中ではかっちりと整合性がとれているのだが、スタッフからするとまるでちんぷんかんぷん、てな事例は枚挙に暇が無い。それは明らかに、伝える側(たとえば私)の問題なのだが、一番の問題点は業務フローにおちていないのである。個人的な〝気付き〟とか〝気配り〟〝アンテナの高さ〟なんかに依存しているようでは駄目だということになる。

否応無く知るところとなる業務の流れ、否応無く伝えることになる手順。そんなものが確立されなくてはならないのだろう。同じオフィスに居れば、あうんの呼吸、というのはよくある。だが、同じオフィスにいたって、100万マイルのかなた、ということだってよくあるのだ。距離や空間を埋める方法論、手段について我々はまだまだ考える余地があると思う。

企業ポータルを単なるツールではなく、企業の記憶を紡いでいくDNAに。ちょっと格好良すぎか・・・

投稿者 上田正巳 : 15:03 | トラックバック

2005年10月18日

ポッドキャスティング

RSSだとかポッドキャスティングだとか、イーカムの顧客層にとってはほとんど知られていない道具を使った新しいサービスの準備を進めています。この類の新しいWEB系のソリューションが、中小企業の業務ツールとして活用されるまでには相当な時間がかかるというのが通例。

例えばホームページ。
ホームページなんてたいていの企業がとうの昔に持っていると思われていますが、いやいやどうして。ここ一、二年で初めてホームページを立ち上げた、という企業は少なくないのです。一般的なイメージで言えば「そんなの20世紀のうちに立ち上げてるでしょう」ってなことになるんでしょうが、すそ野まで浸透するというのはそういうことなんです。

で、まだまだマニアな層のツールであるポッドキャスティングをイーカムの顧客層にどうやってつなげるのか?音声ファイルや動画ファイルをRSSで配信する仕組みと、中小企業向けのサービスがどう結びつくのか?

鍵を握るのは、安価にかつダイレクトに企業情報をお届けするには、ポッドキャスティングというのは非常に魅力的な手段だということです。ただし、パソコン通であればいとも簡単に始めることができるものであっても、一般的にはそうではないという現実が横たわります。じゃー、その間を埋めるのがイーカムのサービスではないのか。

キーワードは、だれでもすぐに簡単に。

近々全容を明らかにしますのでご期待ください。

投稿者 上田正巳 : 21:04 | トラックバック

2005年10月14日

情報発信に向かう意欲

企業ポータルを使った社内活性化、みたいなテーマでお話する機会が増えてきました。

「社内のあらゆる情報交差点として、企業ポータルを活用しましょう」というのがイーカムの営業トークの一つなのですが、社内からどの程度の情報が発信されるのか、またどれくらいの情報が行き来するのか、そんな点について問われることが少なくありません。はっきりしているのは、情報発信意欲の高い企業というのは、ほとんどの場合、かなり活性化しているとか、業績が伸張している企業です。

だって、考えてみてください。業績低迷で沈滞ムードの企業が、積極的に何かを社内に向けて発信したりはしないはずです。だいたい、ネタがありません。

新しく店舗を開設するとか、新しい人材を採用したとか、新規プロジェクトが発足したとか、そういう積極的な話題があればどんどん企業ポータルで情報発信したくなるばずです。また、スタッフからも、どんどん意見が発信されてきます。つまり、企業ポータルの盛況ぶりというのは、まさにその企業の盛況ぶりを意味します。企業そのものがより多くの肯定的な話題を持っているか否か。これに勝るバロメーターはありません。

社長さんだって、社内に向けてお話したいことが山ほどある、という状態はかなりモチベーションが上がっている証拠です。情報発信に対して意欲満々の企業。イーカムでは1社でも多くのそんな企業と御縁を持ちたいと思っています。

投稿者 上田正巳 : 18:05 | トラックバック

2005年10月11日

システム提供会社ではなくビジネスパートナー

イーカムの主たる業務というのは、システムアプリケーションの提供である。システム部門のアウトソーサーとして数多くの企業とお付き合いさせていただいているのだが、単なるシステム提供という関係ではなく、その事業会社のビジネスモデルや成長プロセスに関わるお手伝いをしていきたいというのが私の思いだ。

企業活動にかかわるシステムアプリケーションとかシステムインフラというのは、その事業会社の発展段階、成長ストーリーを抜きには語れない。したがって、イーカムとしてはその企業の実現したい夢、成長イメージを是非とも共有していきたいし、その過程において何らかのお手伝いをしていきたいと考えている。

だから、単なるシステム提案や開発ができるだけの技術者ではイーカムのスタッフとしては不適当なのである。その企業のビジネスパートナーとして提案できるだけの気概が欲しい。技術者にもビジネススキルを求めてしまうのはそのためだ。「システム開発のことしかわからない」とか、「それは専門外です」というようなスタンスをとるようでは、そこら辺のシステム会社となんら変わらないじゃないの。

我々の顧客はビジネスをしているのであり、そのために何が必要なのか、どんな情報を欲しているのか。このあたりをピンと感じられるスタッフをどのように育てていくか。これはイーカムにとってはとても重大なテーマである。単なる技術者ではなく、ビジネスパーソンを養成するためにどんな仕組みと文化を社内にはぐくんでいくか。大真面目に準備を進めている今日このごろである。

投稿者 上田正巳 : 21:11 | トラックバック

2005年10月07日

ISMS予備審査

この2日間、イーカムではISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の予備審査を受けておりました。
大変なのは、私ではなくISMSの事務局メンバーなのですが、とにもかくにも第一関門突破です。今後一次審査、二次審査とチャレンジは続きますが、なんとか成し遂げたい大きなテーマであります。

ISMS認証の最大の特徴はマネジメントシステムの構築にあります。つまり、一定の基準をクリアすればOKという類のものではなく、永続的というか不断の取り組みを要求されます。また企業ステージ、社会的な情勢に伴って、求められるセキュリティレベルが変化(ほとんどは厳しくなるわけですが)していくという特徴を持っています。

したがって「自らが妥当性を考える」というプロセスが必ず発生することになり、まさにマネジメントシステムとして確立していかなくてはならないわけです。与えられた宿題をこなすのではなくて、自律的に発想する。そんな文化を植えつけるためにも、大きな意味があると考えています。

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投稿者 上田正巳 : 18:40 | トラックバック

2005年10月06日

FCチェーンのSV (スーパーバイザー)は大変だ

フランチャイズチェーンの本部が加盟店に対していかにして運営ノウハウを伝授するか?

イーカムでは、いわゆるチェーン本部の管理システムのお手伝いをするケースが少なくないのだが、ポイントになるのはSVの皆さんの意向だったりもする。売上げデータだとか、受発注管理なんかの業務データの管理はもちろん重要なのだが、顧客へのサービス提供に関わるノウハウとか、そのチェーンの文化などをどうやって加盟店のみなさんに伝え浸透させていくか、ということも悩ましい課題なのだ。

もちろんフランチャイズチェーンの場合は、びっしりと細かなマニュアルがあり、研修なども実施することによって本部のノウハウやサービス内容を加盟店に移植していくのだが、サービス業というのは〝生もの〟なのだ。日々起こる様々な事象そのものが、明日のノウハウにつながるし、新たな顧客開拓のヒントは日々の営業内容の中にこそ隠れていたりする。

SV担当のスタッフというのは、本部の規格どうりに適正に運営されているかどうかをチェックする役割を持つと同時に、加盟店にとっての〝お助けマン〟である必用もある。現場のナマの息吹を感じ取り、加盟店を成功へと導くことも大きな役割である。直営店舗ならまだしも、まったく違う企業が運営する現場をコントロールし、鼓舞していく作業というのは並大抵ではない。加盟店と本部との間の距離感をどうやって埋めていけるのか。FCチェーンが望む業務管理システムとは何か?

SVのみなさんとの対話は、次なる機能リリースに向けた重要なヒアリングの場でもある。


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投稿者 上田正巳 : 17:37 | トラックバック

2005年10月05日

契る、ということ

ASPで勤怠管理システムを提供している企業の社長さんと数年ぶりにお会いした。ウェブハット・コミュニケーションズの高柳社長である。私より十歳若い高柳さんは、見るからにクレバーな雰囲気を漂わせている(実際に高柳さんは立教大MBAの兼任講師だったりもする)。気負ったところが全く無いし、相変わらず爽やかである。

前々から「協業しましょう」という話をしていたのだけど、なかなか具体化できずにずるずると今にいたる。
たぶん、イーカム側の未成熟が大きな要因だったのだと思うのだけど、ようやくここに来て、具体的なお話ができそうな気配である。

企業ポータルを目指すイーカムにとって、ウェブハットさんと〝契る〟というのは、かなり意味のあるところだと思う。企業内の様々な業務管理システムを統合し、共有化を進めるというポータル機能を普及させていく上で、エッジの立った業務アプリケーションと連携するというのは大きな武器になる。ただ、受け入れるイーカム側にその度量がなければ、せっかくの連携も水の泡だ。ある意味で、ようやく時は来たり、なんでしょう。

アライアンスにも機が熟する、ということはあるんだな。

投稿者 上田正巳 : 18:57 | トラックバック

2005年10月03日

ネット企業とシステム屋

札幌にあるケーキ専門店から、ブランディングとWEBでのプロモーションについて相談を受けている。

もともとイーカムというのは業務関連のシステム屋さんである。確かに、ツールとしてはWEBベースのサービスに特化しているものの、たまたまインフラとしてWEBというかネット回線を利用しているに過ぎない。たぶん、イーカムの開発陣にもそうした考え方が強いように思う。

基本的には、いわゆるネット企業と業務システム屋との間には大きな隔たりがある。例えば、業務システム屋が作るWEBサイトはあまり出来がよいものがない。SEO的に問題があったり、フレームが切ってあったり。

顧客から見ると「システム屋なんだからネットもわかるんでしょう」というのは当然のこと。というわけで、イーカムでは〝ネット系の守り〟もきちんと対応します。そんなわけで、このケーキ屋さんと、お店のパテシェをプロモーションしていくお手伝いを近々開始することになりました。業務管理の仕組みを提供するのも仕事ならば、集客アップ、認知度アップのためのWEB活用をサポートするのもまた仕事。

うちはアプリ屋さん。という固定観念をまずぶっ飛ばします。

投稿者 上田正巳 : 10:54 | トラックバック